お知らせ

2025/02/17平川のスパークリングシリーズの中から、昨年末リリースのシリマ・ロゼ2019を開けてみました
先日投稿したシリマ・ブランが大変お気に入りだった私ですが、このエキゾチックな名前を冠したシリーズの魅力を引き続きご紹介いたします

シリマ・ロゼは、口当たりの寄り中口ロゼ=シャンパーニュ表記でいうとSecで、まろやかで甘美な味わいをもつ、少し珍しいタイプです。この、決して甘いワインではないけれども、要素として甘さがあるものを、私はよく「甘やか」と書きますが、その艶やかな甘やかさに絡めとられそう魅力のあるワインです
4年間の熟成という時間が生み出す、クリーミーでふくよかな質感、口当たりのよさ、熟成感、そうした上質な魅力と共に感じる甘やかさ、そしてそこにお家芸であるうつくしい酸、ピンクグレープフルーツのような酸味・旨味・ほろ苦さが混在したきれいな酸が乗ることによる、球体上の魅力。

テイスティングノートから、【素材との相性】【風味との相性】の項に
「味噌を使った煮込み料理(もつ煮込み、味噌田楽)、九州の甘い醤油を使ったお料理、甘酢ダレ、甘辛煮、中華料理(エビチリ、麻婆豆腐、チンジャオロース、レバニラ炒め)、ほろ苦さや香辛料との相性が良い野菜(アスパラ、ふきのとう、筍)」「辛味、甘辛、甘さと酸味の相乗。味噌、醤油、はちみつ、黒糖、バルサミコ酢などを使ったソース、甘みと酸味のある料理、甘苦系のハーブ(アニス、ディル、コリアンダー等)、たれ、素材の焦げ目、オイリーなお料理」
と、出てくるように、甘辛さ・ほろ苦さ・甘酸っぱさ・スパイシーさ・甘苦さのような、強い旨いを持ちながらワインとの相性に悩むメニューの数々との相性を提供してくれます

日本人やアジア圏の人々にとって、食卓に重要な要素が、酸味やほろ苦さ・香ばしさとのバランスによってエレガントに昇華され、素敵な邂逅をもたらす。そんな稀有な特性、それを非常に上質に形にすること。そんな風に、このワインの魅力を感じました。

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【平川ワイナリー シリマ・ロゼ 2019 Sirima Rosé Méthode https://www.n43hiroo.com/shopdetail/000000000423/hirakawa/page1/order/