名前の由来:フランス語で「孤独」を意味します。孤高の強さを目指しました。
製造方法:
2021年産の白ブドウを、除梗破砕なしの全房にて酸素を遮断しながら独自のプログラムでプレス掛け(搾汁率63%)を行い、嫌気的条件下にてステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、リンゴ酸と果実味を守るためにMLFを行わず、ステンレス製樽型タンクで酵母由来の澱(リ・フィーヌ)と接触しながら、品温16.5℃〜17.5℃にて6ヶ月間熟成させて生まれました。補糖なし。補酸なし。除酸なし。清澄作業なし。フィルター処理ありで瓶詰しています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。
味わいの特徴:
完熟した南国系のフルーツ(マンゴー、パッションフルーツ、パイナップル)のアロマが豊かで、アップルミント、エストラゴン、フェンネルのようなハーブ香、火打ち石のニュアンスがあります。濃厚な果実味、グラ(Gras)のある滑らかな口当たりの中に、筋の通った酸が共存、果実の戻り香が豊かで、余韻のきれいな飲み口の良い辛口白ワインです。長期熟成型の酒質で、抜栓直後はやや還元的に感じられることがありますが、大きめのグラス、デキャンタージュで開きます。(または早めの抜栓をお勧めいたします。)豊かな香りは抜栓後も数日間持続しますので、グランスワインとしてもおすすめです。
素材との相性:
素材の甘さを引き出した料理法による様々な海産物(桜鱒、鮭、エビ、カニ、帆立貝、牡蠣、ムール貝等、生にて、マリネにしたもの、軽く火を通したもの、ハーブや野菜と共に蒸したもの、炒めたもの、ポワレ)、カルパッチョ (ヒラメ、アジ、ブリ、アンコウ、タコ等、塩味を持たせて)、魚介類のサラダ仕立て、アスパラガス、野菜のピクルス、鴨肉、鶏肉、豚肉(フルーツやビネガーを煮詰めたソース)、生ハム、トロピカルフルーツのスープ仕立て、優しめのブルーやシェーブルのチーズ
内容量:750ml アルコール分:13.5%